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フィンランドサウナ

さすがフィンランドというか、大学の敷地内にサウナ(&プール)の建物があります。

実際のところは、塀などの区切りは一切無いため、どこからどこまでが敷地なのか正直分からないのですが。
これまでに見たブリスベン大学、ミネソタ大学、アムステルダム大学、いずれも塀囲いなどありませんでしたね。
町の中に連続的にあり、人々も割と自由に敷地内に出入りしている気がします。

それらの大学では、公園のような憩いの場としてであったり、定期的に近所の農家がマーケットを開催していたり、図書館を気軽に利用したり、ということがなされていました。どれほど開かれたものなのか正確な認識はできてはいませんが、そのようなあり方を見習っても良いと思います。高級レストランを作るよりも、どこかのお偉いさんからなる有識者評価よりも、地域住民にとっても財産である、と思えるような方向性をもっと日本の大学は考えた方がいいのではないでしょうか。

事業仕分けがありました。そこでは科学研究費削減が論議の的になりました。その議論の中身に対して、多くの科学者が反発し、僕自身も憤りを感じた一人です。しかし、一方で科研費削減を批判する声が研究者以外からは目立って挙がってはいないこともまた事実です。※文系学問がターゲットになっていないように見えたのは税金がより多く自然科学に投入されているからというだけであって、大学の「金になりにくい」研究という意味では潜在的に同じ削減対象です。独法化のときに危惧されていたのは、理系よりも文系学科の消滅だったわけですし。

つまり今の日本において、大学での研究もしくは大学そのものに対して税金を投入することは、「世論」と対立することにもなっている、ということすらあるかもしれません(ゼロにしてしまえという人も少ないでしょうが)。しかし、その「世論」が間違っている、科学は礎だ、削減ナンセンス!と居直るのもおかしいですが、研究者が市民に説明責任を果たし、研究への理解を求めよ、とだけ言われるのも腑に落ちない面もあります。ある面でもっともなことであり、必要なことでもあるのですが、若手研究者が顔色を伺うようなことになるのも間違っていると思います。科学や学問の営みというものは、広い意味での文化にこそ徐々に還元されていくもの。その運動がより豊かになるような方向性を大学は多角的に考えるべきだと思います。もちろん行政も。


というわけで、大学のサウナ(笑)。サウナが上の駄文に見合った話題かどうかは別にしても、このサウナには日々たくさんの老若男女が集まってきます。このサウナは今日で2回目。つながっているプールには初めて入って泳いできました。親子もいれば、プールウォーキングしているお年寄り達、筋トレに励む青年、さらには子供たちの水泳教室と、それほど大きくないのに本当にいろんな利用の仕方をしている人が。もちろん有料なのですが、学生や大学職員には割引があります。

サウナの熱源装置は、風呂桶みたいなところに石がつんであるというもの。ときどきそこにお湯をまいては熱い蒸気を発生させたりしていました。時には、サウナに入りながら木の枝で体をたたいたりする人もいるらしいです。マッサージのためであると同時に、それで香りを楽しむらしいですよ。信じられませんねえ。

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Author:salisalix
進化・生態学の研究者(ぽすどく)。フィンランドで修行中⇒帰国。現在、トーキョー・キョート・シガをうろうろ

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